ARI TEAMSAI・ビッグデータ基盤R&Dチーム
ーー現在の主要なサービス
産学連携を中心とし研究事業を展開。
特に自然言語や音声認識を主とした人工知能を使った研究やシステム開発を推進。
企業コンサルティングも行っており、最新技術の導入でお困りの企業を最新技術へと誘う支援業務に対応。
また、自社製品である自然言語対応のAIチャットボット「LOOGUE」の開発・運用も推進し、研究とサービス適用のサイクルをスピード感を持って実現するスキームを構築しています。
ーー主要なサービスを提供するに至った経緯
元はクラウドインフラの導入・構築・コンサルティングを推進する事業を行っていましたが、蓄積データの活用における様々な課題をお客様とともに探求する中で機械学習の業務適用に価値を見出し、とくに非構造化情報に関する課題に着目。
自然言語や音声認識といった非構造化データがクラウド上であまり活用されていない実情を技術で何とか価値化できないかと取り組みを始めたことが経緯となります。
ーー実績や取り組み
自然言語対応のAIチャットボット「LOOGUE」の完全自社開発・自社運用を行い、複数の顧客への導入実績があります。
また、医療系の研究として問診情報から最適な診療科を推論する研究開発を推進し、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の研究施策案件にも採択されました。
その他、多数のAI案件の取り組みがあります。
ーー苦労していることや工夫していること
2年前に感じていたのはAIや人工知能という言葉からお客様が期待するアウトプットと実際にできることのギャップをどう埋めるかでしたが、その後お客様の期待値が全体的に下がってきていると感じます。
AIや人工知能が万能ではないことは世間にも浸透してきましたが、この下がった期待値をどのように盛り上げていくかはこれからの課題だと思っています。
ーー将来的な展望をお教えください
自然言語を中心とした機能提供のチャネルを増やし、より価値のあるサービスを広く社会に提供できるようになりたいと考えています。
ーーお客様・パートナー・求職者へのメッセージ
お客様におかれましては自然言語に関する課題解決の提案やサービスの提供を求められることが多くなってきました。
在宅勤務の機会も多くなってきていますが、テキストメッセージにしても音声メッセージにしても離れた場所で働く社員に「情報を正確に伝える」ことはコストを削減する意味でも今後重要な課題になると考えています。
不透明な課題整理も得意な業務になりますのでぜひ様々な形でご支援できればと思います。